2009年08月31日

オリヲン座からの招待状(TV)

「突然ではございますが、昭和25年の開館以来…」と一通の映画館の閉館挨拶とともに、招待状がある夫婦の下に送り届けられる。昭和32年、無一文で映画館に押しかけで弟子となった留吉が一人前になる頃、館主である松蔵が病に倒れる。周囲の人は無責任にも、留吉が松蔵の妻トヨを寝取ったなどとうわさを流したり、テレビの時代が始まり映画産業の斜陽が始まるなど時代は映画に背を向け始める。そんな中、留吉とトヨは…そして、子供の頃をこの映画館で過ごした夫婦は…

一言で言うと、「こんな映画を作れる人が居るなら、まだ邦画も期待できる」…そんな風に感じた映画でした。

兎に角、映画への愛情に満ち溢れていますね。それは脚本にも、構図にも、そして俳優さんの演技にも現れていて、本当に「見入って」しまいました。特に宮沢りえさんの演技は図抜けている感じです。ある意味ちょっと感動しちゃいましたよ。

多少は無理っぽい設定もありますが、全体のできのよさに比べたら瑣末なことです。この映画はとてもよかった。また見たいし、金を払う価値があります。多分、私が今までに見た邦画の中では1番か2番のできでしょう。そういう評価だけしておきます。



公式ページ:http://www.orionza-movie.jp/
posted by lunatic at 20:55| Comment(4) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆★(おもろい) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハンサムスーツ(TV)

不細工なことを除けば、性格良し、料理もうまくて、母の後を継いだお店も繁盛させている大木琢朗。その店に、昔父親と来た時、食い逃げの男にやさしく接する琢朗をみて(不細工とは無関係に)憧れを持つ美女寛子さんがアルバイトにやってきた。ある時、寛子さんに告白して振られた琢朗は、友人の結婚式用にスーツを買うために訪れた店で、着るだけでハンサムになれるというハンサムスーツを勧められる。それを着た琢朗は超ハンサムになり、あっという間に時の人となる。その頃、お店にはとても人柄はいいけど超不細工のアルバイト本江さんがはいる。美人に囲まれ夢のようなハンサム生活と、平凡ではあるけれど小さな幸せのある不細工生活、果たしてどちらが…

芸人さんも、俳優さんも結構贅沢に使った映画ですね。ストーリーは単純ですが、結構面白く見ることができました。

悪く言えば、最初から最後が見通せる見通しの良い、ひねりのないストーリーですけれど、水戸黄門だと思えばそれも気になりません。

伊武 雅刀さんの壊れっぷりもいつものようですが、谷原 章介さんの壊れっぷりには頭が下がる思いでした。

私個人としては、「金を払わず、テレビで見られるようになったら見よう」と思っていたのですが、その評価はちょっと過小でした。うん、この映画なら、レンタルビデオかレイトショーなどで安い値段になった映画館で見る価値はあったかもしれません。うん、見て後悔しなかったというだけでも、この映画には価値があると思います。←私の邦画への評価ではかなりのほめ言葉だと思います。



公式ページ:http://www.handsome-suits.com/

2009年08月19日

サーフズアップ(TV)

南極のシバレルタウンに住むコディは、幼い頃に出会った伝説のサーファー、ビッグZ(ジー)に憧れサーフィンを始める。ある日、ペングーアイランドで開催されるサーフィンの世界大会へのスカウトを受け、出場することに。大会直前に、大会9連覇のタンクとサーフィンで勝負をすることになり、敗れたコディはライフガードのラニに助けられ、森の奥に住むギークと知り合う。そして…

この手のアニメにありがちなメッセージをわざとらしく押し込めたアニメです。コディはオスのペンギンとしては半人前というか変わり者。「男なら卵を抱いて一人前よ」というのに、サーフィンばかりしているのです。

そんな変わり者でも夢を諦めなければ実現できるよ…ひねくれた人が見たら「反吐が出そう」というであろうわざとらしい設定ですね。まぁそれでも映像の美しさやテンポの軽快さで見ごたえのある映画になっています。

実はこの映画を見るのは2度目です。前回は途中からだったし、なによりも吹き替えだったので、今回字幕版を見たかったんです。結果として、やはり字幕版の方が良い…というか吹き替え版の方の質が悪すぎます。確かに吹き替え版の方がせりふが多く理解しやすい部分もあるかもしれませんが、本来の役の声とまったく違う声でやられてしまうとイメージが全然違うものになってしまうんですよね。

兎に角、何も考えずに楽しく見ることはできました。でも、やっぱり「これ!」と言うものがないので、評価は低めです。
posted by lunatic at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆★★★(びみょー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月18日

沈黙のステルス(TV)

アメリカ空軍が試作した不可視装置を実装した戦闘機X77が盗まれ、テロリストの手に渡った。テロリストは細菌を積んだミサイルを載せ、アメリカとヨーロッパに打ち込む。それを阻止できる人間は世界中にただ一人…

タイトルを見て気付くべきだったんですが、一連の「沈黙の〜」シリーズの映画だったんですね。ジョナサン・シーガル…じゃないスティーブン・セカールが出てきた途端、嫌な予感がしたんですよ。でも、乗りかかった船ですから、一応見ていたんですけれどね、まぁこれが図ったように相変わらずのワンパターンで、セガールさんのアクションも一番良い表現で「ドタバタ」って言うところでしょうか。

水戸黄門を見たと思えば、破綻なく楽しめる映画なのですけれど、新鮮味には欠けますわね。ごみとは言いませんし、一応時間つぶしにはなりましたが、それだけでした。
posted by lunatic at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆★★★★(おもろない) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月17日

トランスポーター3 アンリミッテド

運び屋フランクは、乗り気のしない仕事に、無理やり爆薬入りのブレスレットをつけられ、荷を運ぶことを強要される。この爆薬は、車から20m以上はなれると爆発する。そして今回は荷物のほかに謎の女性も運ぶことに…

ルールその1「契約厳守」その2「名前は聞かない」その3「依頼品は開けない」…今までのシリーズで美学として語られてきた運び屋のルールです。

しかし、今回それはどこに行っちゃったんでしょうね。
特殊部隊上がりの男がその美学に基づいて行動する様がこの映画の面白さだと思っていたのですが、今回はそれが見事裏切られました。ええ、映画の中で規則は破られるためにあるようなことを言っては居ますけれど、そんな映画を見るのだったら、007で十分なんじゃないでしょうかねぇ。

兎に角、シリーズ1,2を見て期待したとしたら裏切られる気がするのは私だけじゃないと思います。

カーアクションもちょっと凝りすぎたというか大味で、私は今までの方が好きですね。やはりシリーズ物はその感動を与え続けるのは難しいですねぇ。

映画としてはある程度は楽しかったのですが、最初の期待が大きすぎたと言うか、期待を見事に裏切ってくれた内容だったので義微視意表かをさせていただきます。

公式サイト:http://tp3.asmik-ace.co.jp/
posted by lunatic at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆★★★(びみょー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月15日

スピードレーサー(TV)

昔なつかしのアニメ「マッハGoGoGo」の実写版です。

若い方にはこれでもピンとはこないでしょうけれど、兎に角、大本はマッハ号と言う自動車が活躍するお話。

で、映画になると、もうストーリーはアメリカ人の頭に合わせた単純明快すぎてひねりの何にもない一本調子のわかりきったものになって、更に映像は確かにすごいなぁとは思いますが、「カバカバしい」とはき捨てたくなるような気持ちになってしまいます。

映像としては見ごたえのある部分もあったので、星は1つつけますけれど、映画としては評価の対象外と言うのが正直な感想です。

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/mach5/
posted by lunatic at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆★★★★(おもろない) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

無ケーカクの命中男/ノックトアップ(TV)

カナダから来て不法滞在するもてない男性と、テレビ局のアナウンサーとして認められつつある女性が、意気投合して一夜を共にした結果、女性は妊娠する羽目に。

男性は有体に言えば無職も同然。しかも、お互い相手のことは知らないも同然。しかし、妊娠したからにはお互いを理解して、親になろうと奮闘するが…

どこかの国の「鬼ばかり」しか居ないくだらないドラマのような強烈な起承転結はありませんが、時間を感じさせず一気に見せてくれます。ご都合主義的なこじつけもありますけれど、そんなことを気にすることなく見ることができました。

これから子供を授かろうとしている人、結婚を申し込もう、もうじき結婚する…そんな人は一度見ておいた方がいいですよ。また、結婚して何十年と言う人も、この映画を見て初心を思い出しましょう…要は大人の人、万人に向けてそんな風に言いたくなる珠玉作でした。

評価は星4つですが、限りなく5つに近い4つです。

蛇足ですが、この映画は地域によっては、私が昨日見た「寝取られ男のラブバカンス」と2本立てで上映されていたそうです。うらやましい話ですね。

posted by lunatic at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆★(おもろい) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月11日

JUNO/ジュノ(TV)

16歳のジュノは、同級生のボーイフレンドとした初めてのセックスで妊娠をしてしまった。中絶をしようと行った病院の前で、同級生の女の子がひとり中絶反対のプラカードを掲げて、ジュノに対して「もう赤ちゃんには爪だって生えているのよ」と抗議をする。それがきっかけでジュノは赤ちゃんを産むことにするが、高校生の自分たちでは子供を育てられないと、養子に出すことを考え、雑誌で子供を求めるヴァネッサとマーク夫婦を見つけ契約をする。その日、マークの趣味部屋でギターを見つけ、共感できるものを感じた2人。それからも検診の結果を持って訪れ、音楽の話などをする内に…

公開当時、「高校生(16歳)の女の子が子供を産む…」という宣伝文句を聞いていた記憶があります。例の如く、映画の知識は何一つ積極的には調べていないので、私は勝手にこれは「16歳の女の子が通学しつつ子供を産むと言う事での思春期の思いを綴る映画なのかな」と思っていたのですが、もうアメリカではこんな状況は普通の事なんですかね。あまりにもドライに事を運ぼうとするジュノと、自分に子供が出来ず、以前に一度同様の契約をしたにもかかわらず、最後の最後で反故にされた事でナーバスになっているヴァネッサ。単に興味があるからと自宅で仕事をするマークの元へ、外に働きに出ているヴァネッサが居ない時に遊びに行くジュノと、それは非常識だよとたしなめる父のマックと継母のブレンに「私は十分判断の出来る大人」「そんなのアホらしい」と言うジュノ…そんなところを見て、日本とは大違いだねぇと感じざるを得ませんでした。

映画自体は結構面白かったと思います。30を過ぎても自分を女の「子」という日本の女性と違い、子供の頃から自立することを学んで居る国の女性はこんなにも強いものだなと感じさせてくれました。

父親、継母と子供、マックとジュノの関係は良いのですが、マックとヴァネッサ、ジュノとヴァネッサ、そしてジュノとボーイフレンドのつながりがどうも分かりにくくて、素直に楽しむことが出来なかったのでこの評価としましたが、また時間をおいて見る機会があればもう一度見てみたいです。その時はもっと評価が上がるかも知れない映画でした。

公式ページ:http://movies.foxjapan.com/juno/"

posted by lunatic at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆★★★(びみょー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

寝取られ男のラブバカンス(TV)

作曲家のピーターは、仕事で知り合った女優サラとつきあっていたが、突然別れ話を持ちかけられ落ち込む。周囲の勧めでハワイへバカンスに行ったが、そこには新しい恋人を同伴したサラも来ていた…

先日見た「幸せになるための27のドレス」はありきたりなストーリーをありきたりに展開して「おもろない」と言う評価になりました。この映画も、どちらかと言えばありきたりのストーリーをありきたりの展開で進んでいくのですけれど、映画の最初から最後まできちんと目を引きつけ楽しく見ることが出来ました。

ピーターがサラに別れ話を持ちかけられた時のわがままぶり、ホテルの従業員との掛け合いなど随所に面白いエピソードがあって楽しめました。そんな訳でこちらは面白かったと評価させて貰います。
posted by lunatic at 17:00| Comment(0) | TrackBack(1) | ☆☆☆☆★(おもろい) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月07日

幸せになるための27のドレス(TV)

子供の頃の経験から、結婚式での花嫁付添い人に生きがいを見出したジェーン。会社務めの傍ら、結婚式を揚げる友人たちのために飛び回る日々をすごしていた。そんな中で、新聞社に勤めるケビンは、人のために飛び回るジェーンに注目し、取材をすることに。その一方、心密かにあこがれる会社の上司に告白をしてしまおうとしたパーティで、一緒にと呼んだ妹に上司が一目ぼれ。自分のことに勇気を出して行動できず、その姉にわがままに頼りきる妹…言いたいことを言えず、我慢を内にためるジェーンは…

ありきたりなストーリーで、「何をどう評価していいやら」と言う映画ですかね。この手の映画を始めてみる人なら楽しく見ることができるでしょうけれど、今まで映画をあれこれ楽しんできた人には、どこにどう楽しみを見出せば良いのかなと言いたくなるんじゃないかなと思います。

「イン・ハー・シューズ」も同じようなテーマで、自分をうまく表現できない人と、その周辺の人を描いた映画でした。で、どちらがどう違うのかと言われても違いが見出せませんわ。ですから、見る順番が変わればこの映画の評価ももっと上がったでしょうけれど、私の場合、もう見飽きた段階で見たものでこの評価です。

それ以上なにか言うべきことがあるでしょうか…

公式ページ:http://movies.foxjapan.com/27dress/
posted by lunatic at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆★★★★(おもろない) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月03日

有頂天ホテル(TV)

あらすじを書こうと思っても、どう書いていいのやら皆目見当もつきません。

これが日本を代表するコメディだとしたら、悲しいことですね。
コメディを「ドタバタ劇」と訳すなら、正にそのとおりで、ただただ、時間をだらだら使ってドタバタして終わっただけの作品です。それ以上にどんな感想もいえません。

演出はぎすぎすして、ストーリーをつなげるために無理やり展開していく感じでまったく面白みはないです。ホテルを利用するいくつかの団体や個人が織り成すサブストーリー…そうですね「ラブ・アクチュアリー」を真似してみましたという感じなんでしょうかね。

まぁ、残念ながら日本の映画で演出に期待するほうが間違い…この私の思いを覆してくれる映画ではありませんでした。
イライラして途中で見るのをやめなかったので、とりあえず評価は「ゴミ」にはしませんが、一度見ただけでたくさん。もう二度と見なくて良い映画でした。

映画のスポンサーにフジテレビが入っているので仕方ないのかもしれませんが、こんなくだらない映画を当時大々的に宣伝していたとは…もう唖然としてしまいます。本当日本の映画界ってまともに映画を作る努力もせず、安易にテレビで宣伝をして客を得ようって…どんなに着飾らせて宣伝したところでゴミはゴミです。ゴミをきちんとした商品にしなければ商品価値は0(ゼロ)です。そのあたりのことをわかっているんでしょうかね。ゴミを商品として売るという詐欺まがいの行為、本当に悲しい事です。
posted by lunatic at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆★★★★(おもろない) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

プロバンスの贈りもの(TV)

子供の頃は、毎夏をプロバンスに住んで人生を謳歌するおじさんの下で過ごしたマックスは、大人になって大金を動かす大物トレーダーになっていた。ある日、大きな仕事を成功させたマックの元におじさんの訃報が届き、遺産を相続することになった。しかし、英国での仕事をやめてフランスに行くつもりのないマックスは遺産をそのまま売却する画策をするが、相続のために訪れた懐かしい場所で…

記録に残ってないのですが、見たのは2度目でした。

おじさんが子供のマックスに伝える人生の極意(というと大仰ですが)はためになります。プロバンスの自然の美しさや、人間関係の面白さなどが良く描けていて、私は結構好きな作品です。

NEXT(TV)

自分に関係する事だけ、2分先の未来を見通せる男は、その能力を隠して三流のマジシャンとして生活していた。ある時、ロシアで10キロトンの核爆弾が盗まれ、アメリカに持ち込まれるという情報を得たFBIは、阻止するためにその男を利用することを計画した。

一言で言うと、「適当に作っちゃった映画だなぁ」と言うところでしょうか。映画を見ていくにつれて「2分先まで」という設定はどこに行っちゃったの?という感じです。

こういうある意味タイムパラドックスを扱う商品は、その設定に矛盾が生じないよう、かなり細かい配慮が必要だと思うのですけれど、それが一切感じられませんでした。

ニコラス・ケイジの演技が良くて何とか見られる映画になりましたというところですね。
posted by lunatic at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆★★★(びみょー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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