この手のアニメにありがちなメッセージをわざとらしく押し込めたアニメです。コディはオスのペンギンとしては半人前というか変わり者。「男なら卵を抱いて一人前よ」というのに、サーフィンばかりしているのです。
そんな変わり者でも夢を諦めなければ実現できるよ…ひねくれた人が見たら「反吐が出そう」というであろうわざとらしい設定ですね。まぁそれでも映像の美しさやテンポの軽快さで見ごたえのある映画になっています。
実はこの映画を見るのは2度目です。前回は途中からだったし、なによりも吹き替えだったので、今回字幕版を見たかったんです。結果として、やはり字幕版の方が良い…というか吹き替え版の方の質が悪すぎます。確かに吹き替え版の方がせりふが多く理解しやすい部分もあるかもしれませんが、本来の役の声とまったく違う声でやられてしまうとイメージが全然違うものになってしまうんですよね。
兎に角、何も考えずに楽しく見ることはできました。でも、やっぱり「これ!」と言うものがないので、評価は低めです。