ええ、大人買いをしないだけの分別はありましたが1本買ってしまいましたよ。中は「01戦利潜水艦 伊507」でした。
そのフィギュアと一緒に入っていた解説書に「ディレクターズトーク・樋口真嗣監督」という欄がありました。そこにこの潜水艦の原型の話が載っており、更にそのデザインのままでは古すぎるので、球状艦首やサドルタンクをふくらませたと言う話が載っていました。
球状艦首は日本が発明したものですので、この形状をもつ外国の艦船がある「筈」がないので不思議だったのですが、そうね、後付なら納得出来ます。そして、
小学生の頃に刷り込まれたフネの形が自然に発露したものですと書かれていますが…やっぱりそうなんですね。伊400のシルエットに似ていると書いていましたが、実はそれより何より「707」ですよね。艦首部分なんかそっくりですよねぇ。小型艇を載せているのも泣かせます。実は私も、敵が米国ではなくて「アポロノームだったら良いのに(トリマランの潜水空母なんて夢がふくらみます)」とか「どうせならゴッドフィッシュと戦ってくれよ〜」と思わずには居られなかったのです。個人的な好みで言えば(作品は違いますが)コーバックとタルボットも活躍して欲しいのですが…そう考えてみると507って番号も伊400の次の500番に707を掛け合わせた結果なんでしょうかねぇ。
もし、この映画が本当に707が心にある監督の作った物だとしたら、映画自身にも興味が湧いてきます。707でワクワクしたその気持ちを共有している訳ですからね。楽しみになってきました。落胆させるなよ…
私がここ以外にに書いたローレライ関連の記事です。
03/01「ローレライの予告を見て…」
03/03「伊507って…」
03/06「ローレライ」
03/10「ローレライのフィギュア」
03/11「ローレライ 妻夫木の罪とは」
03/13「ローレライ 下地にある物は…」
03/15「ローレライ ショック!やはり707が…」
03/22「ローレライよりローレライらしい本…」

サブマリン707

青の6号