2005年03月21日

U-571(DVD)

久々に、コンバット並みのご都合主義映画を見たって感じです。

ストーリーは「故障して漂流中のUボートにUボートに偽装した米潜水艦で近づいてドイツの誇るエニグマ暗号機を奪取しようとする」と言う感じです。

「ローレライ」に比べたら格段に潜水艦の中の緊迫感などはありましたが、ストーリーは「ローレライ」とどっこいどっこいですね。敵の弾は絶対に当たらない的なところが見ていてアホらしく、その緊迫感をスポイルしていました。
また、ちょっとネタバレ的ですけれど、ドイツ兵にエンジンやエニグマを壊せるチャンスがあった筈なのに、それをしないでぼーっとしているなんて如何にも不自然だとおもいました。これを緊迫感と感じる人もいるでしょうけれど、私には「わざとらしい」「不自然」と感じた次第。

何度も書いていますけれど、私の評価は邦画には滅茶苦茶甘く、洋画には厳しいです。それはひとえに邦画に全く期待をしていないから、同じ評価方法をとったら悲しくなるからなんです。この映画がもし邦画ならこれでもローレライと同じくらい(星4つ)あげるかもしれませんが、洋画ですので厳しく、折角の緊迫感をこんなご都合主義でため息に変える映画には限りなく星1つに近い星2つです(1.6を四捨五入した位かな)。





U-571 デラックス版


U-571での検索結果
posted by lunatic at 21:29| Comment(6) | TrackBack(2) | ☆☆★★★(びみょー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何かいろいろな意味でご苦労様です(笑).最近のアメリカ映画はご都合主義の脚本が多いですョ.CGや爆発,炎上シーンやスタント,音響効果(こういうのはやっぱり専門家の数が違いますから.そういえばローレライの編集はルーカスのところでやったらしいです.)で誤魔化していますが,どう考えても,無理が多過ぎ,というのはいっぱいあります.「パールハーバー」,「ジャスティス」,「ザ・デイ・アフター・トゥモロー」等等.やっぱり作り過ぎだと思います.しかも著作権にやたらうるさくて,訴訟社会だからいろいろ制約が多い.最近日本映画のリメイクが多くて,日本ではまんざらじゃないようにマスコミが書いていますが,単に交渉がし易くて,値段が安いか,訴訟されるリスクが少ない,とタカをくくっているだけじゃないか,と思います.何しろジャングル大帝のパクリとしか思えないアニメを作っても訴えられなかったわけですから.
Posted by tantanmen at 2005年03月22日 09:56
いろいろな意味で大変でした(^^;
ご都合主義こそアメリカ映画の華と思えばいいのかもしれませんが、ここまで露骨にされるとねぇ…と思っちゃいます。特に多くのブログで「潜水艦映画に外れなしと言われているのにローレライは…」みたいな事が書かれていたので、これはと期待してみたって言うのも敗因だったかもしれません。
確かに緊迫感はあったんですけどね。

パールハーバーでもCGが凄いって噂だったけど、1つ画像を作ってそれをコピーして編隊にした感じでみんな同じ動きしてんじゃねーか!とか、迫力はあるかもしれないけど嘘っぽさもありすぎって画面でしたよね。結局あれはCGが自慢の映画ではなくて洗浄ラブロマンスなんだと納得しましたが…

Shall We Danceとかが近々上映ですよね。出来はどうなんでしょう。
確かに、手塚プロがあれを訴えなかったのは悪い習慣になってしまったように感じます。
でも、よく考えれば邦画は脚本と役者が三流なだけで原作はまだ救いがあるのかもしれません。それが救いなのか情けないのかは別ですが…

それにしてもローレライもルーカスで編集でしたか。びっくりです。
Posted by lunatic at 2005年03月22日 12:24
ルーカスのスカイウォーカー・ランチという音響スタジオで編集したらしいです.ビデオαという雑誌で特集していました.個々の技術はまだまだ凄いものがあるんですね.また専門のスタッフの数も比較にならないほど沢山いるんじゃないか,と思います.もともと私がローレライに興味をもったのはハイビジョンを導入した映画だからです.世界で初めてハイビジョンを映画に導入したのがジョージ・ルーカスで作品はスター・ウォーズ・エピソード1です.日本では「スパイ・ゾルゲ」が最初だと思います.まだまだハイビジョンを導入してのメリットを感じにくいですが,将来的にはフィルムコストの削減,編集の容易さ,機材の汎用性(例えばハード・ディスクなど)から日本でも導入されていくと信じています.最近DVDが発売されたジャン・ジャック・アノー監督のトゥー・ブラザーズという動物映画もハイビジョンで撮られた映画です.この映画でハイビジョンを導入された理由は動物が物語に使える動きをしてくれるまでカメラを回しっぱなしにする必要があったから,なそうです.フィルムだと膨大なお金が必要になりますからね.日本でもこういうきちんとメリットを計算して技術を使いこなすようになって欲しいです.まだまだ現状は習作の域を脱していないかもしれませんね.
Posted by tantanmen at 2005年03月22日 20:38
雑記のページでも書いたのですが、私の家にはKW-3220HDと言う10年前のHi-Visionテレビが鎮座しています。当時(又はそれ以前)は「デジタルハイビジョンなんて意味がない!」とSONYが息巻いていて、共同開発であるSONYとNHKが一生懸命欧米に売り込んでいたんですよね。で、ルーカスをはじめとするアメリカの映像作家はその可能性を感じたんだけど、日本に主導権を取られたくないと言う思惑もあってか、ディジタル方式を採用する方向にされてしまい、Hi-Visionはβの二の舞かと思ったものでした。
一部の人は後期のVHSとβを比べてVHSの方が優れているなんて馬鹿な事を言いますが、殆どβ方式と同等のローディングをして、コントロールトラックの未熟さから安定した性能も発揮出来ず、更に重ね取りをしたらすぐにジッターを発生させるようなヤワなVHS如きにβが負けてしまったのは本当に悔しい思いをしたもので、その悔しさがHi-Visionでも…
β方式でも重ねた時の映像劣化は避けられないものでしたが、Hi-Visionの画質の良さは格段ですから、本当映画などに向いているんですよね。あぁ、SONYの営業がもう少しうまかったら…なんて言うのは禁句なんでしょうねぇ…

と言う背景は知っているんですが、ローレライがハイビジョンを駆使しているというのは、恥ずかしながら初耳でした。
折角の技術ですから、どんどんつかって欲しいものですね。
Posted by lunatic at 2005年03月22日 21:27
CGとの親和性があるというのがルーカスが採用した一番の理由だったそうです.スターウォーズでは特撮の合成に大変な費用がかかっていたみたいですから,何とか減らせないか,と.ルーカスはそういうところがしっかりしているんですね.必ず主人公は無名な新人を使って安く上げちゃうとか.実話の原爆を搭載し終わった巡洋艦インディアナポリスを撃沈した伊58号の物語の紹介,アップしましたので宜しければご覧下さい.長文にて失礼しました!
Posted by tantanmen at 2005年03月22日 23:04
確かにHi-Visionがあったからこそ、素晴らしい画像ができたのかもしれませんね。参考になりました。
そして、ルーカスって確かにそうだと納得しました(^^;

伊58の件、こちらでも紹介させていただきました。良い本の紹介ありがとうございます。
何か不都合があればお知らせください。
Posted by lunatic at 2005年03月23日 01:32
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