まだ人生半ばだからと、半ば強引に友人が勧める男とデートをしてもピンとこないというより疲れてしまうサンディと、ひょんなことから知り合い、子守のアルバイトをするようになったアラムとのラブストーリー…
今まで、この手の映画で一番楽しい思いをしたのは、ラブ・アクチュアリーという映画でしたが、これからはこの映画が私の中でのNo.1となります。
強烈な起承転結がある訳ではなく、40歳という微妙な年齢のシングルマザーと、年齢差だけを言えば親子とも言える隔たりがあるんだけど、その女性を好きでたまらない男性の心理描写もとても良く出来ていましたし、兎に角、あちこちに面白いエピソードが多くて、感動して笑ってあっという間に時間が過ぎてしまいました。そして、最後のシーン、私は本当に好きだなぁ…
そして、アラムの父親役がアート・ガーファンクルだったのがびっくりでした。最初は「あれ?」と思い、声が似ている、顔もそっくり…でも、そんなはずないよなぁと思い続けてみていたのですが、エンドロールを見たらしっかり「Art Garfunkel」と記されていました。
友人に「この映画にはとてもびっくりする人が出ているよ」と教えたところ、見たいけど、チャンスは今日の夜しかないという話になり、実はこの映画は今日1日で2回観たんですよ。で、友人に「わかった?」と聞いたら、映画のはじめに、主な出演者のロールでしっかり名前が出ていたのだそうです。私はそういう部分はスルーしちゃっていたので気付かなかった。1日に2回観ても、2回目もしっかり楽しめました。
幸せな結婚をしている人、それを望んでいる人、それを傍観したい人には特にお勧めの映画です。
ちなみに私は、アマゾンでDVDの予約をしてしまいました。
オフィシャルサイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/therebound/